穂先の補修

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年末の釣行時に穂先の先端から2cm位の所を誤って折ってしまいました。
9:1とか軟らかくても8:2までのかなり先調子な仕上がりのため
コレだけの破損でも穂先の曲がり具合が硬くなりカセの揺れを
吸収できなくなってアタリが拾い難くなったので削り直すことにしました。

工作用ドリルのチャックに穂先を噛まして回転させながら削るので
全てのガイドを一旦はずします。



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ウレタンチューブに差し込んで瞬間接着剤で固定してあるだけなので
ピンセットでしっかり掴んで先端方向に抜くとあっさりと取り外しできます。


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スレットで巻き付けて固定してある真ん中以降のガイドはカッターナイフで
巻き付けを切り離すとこれも簡単に取り外せます。

穂先の削り工程はまた別の機会にアップします。

穂先ガイド装着

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穂先にガイドを固定するには、細いスレットで巻きつけて接着剤で固める方法が
ほとんどですが、細く削り上げた先端部分に小さなガイドをねじれなく装着する
のはなかなか難しい作業なので、私は、カットしたウレタンチューブを穂先に通して
そこにガイドを差し込んで瞬間接着剤を流し込み固定する方法をとっています。
(兼松伸行さんが自作している方法です。)

穂先先端部分以外のやや太くなった部分のカイドはスレットで巻きつけて
瞬間接着剤で固定します。

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穂先の太さに応じた内径(0.5ミリ~1.0ミリ)のチューブを選んで2ミリ程度にカット。
これらを穂先に通してピンセットでガイドを差込みます。




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穂先径に対してきつ過ぎるチューブを無理に通すと
自然なカーブを描けなくなり、曲げ込んだ時の強度も低下しますので
少し止まる程度のチューブ径のものを選んでガイドを装着します。
通していく段階ではガイドの向きはバラバラ。


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ガイドを付け終わったら、瞬間接着剤をパイプの両側から少量ずつ流し込みます。
パイプの中を接着剤がスッと流れるのが視認できたら片側終了。
30分ほど置いて、先ほどとは反対方向からも接着剤を流し込んで接着作業は完了です。
接着剤の量が多いと重たくなってしまい、折角削り上げた調子が狂ってしまいます。



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ガイド装着作業時に重宝するのが、低粘度の瞬間接着剤です。
極少量で狭い隙間まで流れ込んで確実に接着できます。


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順調に進んだガイド取り付け作業でしたが、
スレット巻き&接着の際、誤って指を穂先に接着していまいました。
ソロリと剥がしたつもりでしたが、カラーリング塗装まで剥がしてしまいました。

明日以降でカラーの部分修復で対応せねば・・・残念ながら完成遅れは必至。

穂先ガイド

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穂先ガイドはFuji製で1.0sから3.0s(くらい)までのサイズを使用しています。
かかり竿を自作される方のなかには穂先ガイドも硬質ステンレス(バネ製造用)で
超軽量なものを自作される方もいらっしゃるようですが私は既製品です。
写真の物は1.0sです。


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トップガイドと2番目、3番目用には、ガイドの足をニッパーでカットして
少し軽量化したものを使います。ガイド自体も軽くなりますし、
ガイドを固定する際の接着剤の重みが馬鹿にできないのでこのようなサイズ調整を行います。
トップガイドから3~4cmの区間に4~5個のガイドを装着しますので、
小型で軽量なガイドが必要とされるわけです。一番上がノーマル、下二つがカット後。

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時計回りに1.5s、おそらく2.3s、3.0s(たぶん)。
ガイドに所々小豆色の赤が付着しているのは、使えなくなった穂先から
取り外して使いまわししているから。 (始末なもんや!)




オマケです。
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↑が私の自作ガイド。
上2個は簡単に曲げたバージョン。
下2個はねじり仕様で、生嶋 泰さんカブレもええところ。
右がFuji製1.0s

いつかまたこれらのガイドを使って穂先を作るのもいいかも!

クリア塗り

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クリアを塗って終了。
調合したカシューがもったいないので、玉網の柄とクリアが剥げた竿もついでにメンテしました。
雨が降り込むベランダを避けて表面が乾いたところで屋内乾燥としました。

ガイドのラッピング

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元竿のガイドに巻いた糸の上からマニキュア(透明)を3回塗り重ねます。
かなり厚塗りするため、1回塗って最低でも丸1日乾燥させます。
これだけではまだポッテリとしたボリューム感が出ないので、
UVラッカーを塗り+UV照射器でさらに厚みをもたせます。
都合6回の塗り重ねでやっとこんなかんじになりました。。

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先端側(穂先側)も同様の工程ですが、元側に比べてボリュームをやや控えます。
ガイドを固定した糸の両サイドに金の飾り糸を巻きました。


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元竿の端近くにも飾り糸を入れました。
均等・整然・綺麗に巻くと全く味気無かったのでテキトーに巻きました。
あとは元竿全体の仕上げにカシューの「クリア」を塗って
元竿部分はそろそろ完成。次は穂先のガイド付けとなります。






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コレがUV照射器。タイラバのヘッド製作や
アシストフックの製作の時にも大活躍してくれました。
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強烈な紫外線を発生します。